「小学5年生になってから急に勉強しなくなった」
「宿題はやるけれど、それ以外は全く勉強しない」
「ゲームやYouTubeばかりで将来が心配」
このような悩みを抱えている保護者は少なくありません。
実は小学5年生は、子どもの成長過程の中でも大きな変化が起こる時期です。
低学年までは素直に勉強していた子でも、小学5年生頃から急に勉強を嫌がることがあります。
しかし、多くの場合は「怠けている」のではありません。
この記事では、小学5年生が勉強しなくなる主な原因と、家庭でできる対策について解説します。
小学5年生が勉強しない5つの原因
1. 勉強の内容が急に難しくなる
小学5年生になると学習内容が大きく変わります。
例えば、
- 算数の割合や速さ
- 分数や小数の応用
- 理科の実験や考察
- 社会の歴史や地理
など、単純な暗記だけでは対応できない内容が増えてきます。
以前は100点を取れていた子でも、
「分からない」
↓
「つまらない」
↓
「やりたくない」
という流れになりやすいのです。
2. 自我が強くなり親の言うことを聞かなくなる
小学5年生は思春期の入口です。
親から
「勉強しなさい」
と言われると、
「今やろうと思っていたのに」
と反発することがあります。
これは成長の一部でもあります。
勉強しない原因が反抗心の場合、無理に押し付けても逆効果になることがあります。
3. ゲームや動画の誘惑が強い
現在の子どもたちは、
- Nintendo Switch
- Roblox
- Fortnite
- YouTube
など、多くの娯楽に囲まれています。
勉強は成果が出るまで時間がかかります。
一方でゲームはすぐに達成感を得られます。
そのため、脳は自然とゲームを優先してしまうのです。
4. 勉強する理由が分からない
親は
「将来困るから」
と思っています。
しかし小学5年生にとって将来は遠い話です。
子どもからすると、
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
という状態になっています。
目的が見えないまま勉強を続けるのは大人でも難しいことです。
5. 実は学校で困っている
勉強しない背景には、
- 授業についていけない
- 友達関係の悩み
- 担任との相性
などが隠れている場合があります。
勉強しないことだけを見るのではなく、学校生活全体を見ることも大切です。
親がやってはいけない3つのこと
毎日怒る
怒られることに慣れてしまい、効果が薄れます。
他の子と比較する
「○○君はできるのに」
という言葉は自己肯定感を下げます。
いきなり長時間勉強させる
勉強習慣がない子に1日2時間は難しいです。
まずは10分から始めましょう。
家庭でできる対策
まずは話を聞く
勉強しない理由を聞いてみましょう。
意外な悩みを抱えていることがあります。
小さな成功体験を作る
例えば、
- 漢字を5個覚える
- 計算問題を3問解く
など簡単な目標から始めます。
勉強時間より習慣を重視する
1日60分を週1回より、
1日10分を毎日続ける方が効果的です。
ゲームを完全禁止しない
ゲームを完全に禁止すると反発が強くなる場合があります。
家庭内でルールを決める方が現実的です。
小学5年生はまだ間に合う
保護者の中には、
「もう手遅れではないか」
と不安になる方もいます。
しかし小学5年生はまだ成長の途中です。
この時期に大切なのは、
- 勉強を好きにさせること
- 自信を持たせること
- 学習習慣を作ること
です。
成績だけを見て焦る必要はありません。
まずはお子さんがなぜ勉強したくないのかを理解するところから始めてみましょう。
まとめ
小学5年生が勉強しない主な原因は次の5つです。
- 学習内容が難しくなる
- 自我が強くなる
- ゲームや動画の誘惑
- 勉強する目的が見えない
- 学校生活で悩みを抱えている
勉強しないからといって、すぐに叱る必要はありません。
まずは原因を理解し、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。
小学5年生はまだ十分に伸びる時期です。焦らず、長い目で見守りながらサポートしていきましょう。